【中国】義烏マーケットで仕入れる世界中の人々


前回の続きです。

1.世界最大の商業施設【義烏マーケット】驚きの規模

2.義烏國際商貿城で働く人々

3.義烏國際商貿城で仕入れる人々

4.義烏市ってどんなところ?

義烏マーケットが普通のショッピングモールと違うところは一個や二個では売ってくれないところ。卸売りだから当然か。最低の注文数というのがあります。
しかしたま~にこの文字が書いてあると、一つから売ってくれるものもある。

f:id:nanapupst:20180625184540j:plainしかし滅多にありません。例を挙げると財布やさんで一か所だけ「この棚の財布はすべて1つ10元」というのを見かけたぐらい。

そのため、ここを訪れるのは主に世界中から集まるバイヤーたちです。主にアラブ系とアフリカ系、インド系、韓国人、また様々な方言を使う中国の商人たちを多く見かけます。米国人もちらほら。日本人やヨーロッパ系はほぼ見かけませんでした。地元のエージェントや通訳と一緒に回っている人もいました。

みな手帳を持ち、メモを取りながら歩いている。手帳の中にはお店でもらった名刺が貼ってあり、そのお店の情報が書いてある。あちこちのお店で交渉もしている。必死で値切り交渉をしている人もいるがお店の人も強い。けっこうなバトルをしてることもある。

ここで売られている商品はあまり商品価値としては高くないもの。はっきり言えば安物です。高級品や質の高いものではありません。

私はバイヤーではないが、試しに手帳を持ってバイヤーのふりをしてあるぬいぐるみ店に入ってみました。本物そっくりのトトロのぬいぐるみが置いてあったからその値段を知りたくて。このサイズのトトロ↓

結果、1つ10元(約160円)で最低個数は200だって!160円が日本に来たら(そして本物なら)2270円になるのか・・・。安いなぁ中国。

お店を見て回っていたら気づくことはアラビア語表記の商品の多さ。ここからかなりの(またはほぼすべての)商品が中東やアフリカに輸出されているのだろうなと思うのです。アラビア語の標識や看板なども売っていたし、ヒジャブなどのムスリム商品も売ってた。
そういえばドイツの語学学校で一緒だったチュニジアの友だちが、お父さんが商売人をしていてよく中国に買い出しにいくのだと言っていたのを思い出しました(彼女の実家は超金持ち)。もしかしてここのこと!?
2013年に彼女のチュニジアの実家を訪れたとき、玄関にあった凧を撮った写真を見つけた・・!

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これ、もしやここの凧かな?

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半年住んだチュニジアで見た凧はこの1つのみでしたが。

アフリカ系の人もとても多かった。自国で製造する技術のない国の人たちが自国で売るために主にここに仕入れにくるんだな。とわかりました。

日本人やドイツ人といった技術を持つ国の商品や人はあんまり見かけませんでした。大きい会社はたいがい自社工場持ってるしね。

また化粧品や女の子が喜びそうな可愛い系のものは韓国人のバイヤーがよく買いに来るみたいです。つけまつげ専門店だけでも10店以上ありました。

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香水やマニキュアはアラブの女性に人気。ソウルの明洞とかに売ってた商品もちらほら見ました。

しかしこれだけ規模の大きな商業施設にほとんど売られていないものが2つあります。それは食料品と衣服。

なぜか?

この2つはどこでも作れるからです。衣服を作るのに大きな機械は必要ありません。ミシン一つと人間だけで作れてしまうので発展途上国でもできる。実際、衣服はバングラデシュなどの東南アジアで作られていることが多いようです。弱い国の人たちはあくまでここに、比較的高度な技術を必要とする商品を仕入れに来ているのです。逆に食料と服以外のものをほぼ全部中国に頼ってるんですね~。

しかし一つのジャンルにもこんな大量の店を見て回り品定めしなければいけないバイヤーも大変だよ。どんだけかかるのさ。大変な仕事だよとても。

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最後に個人的なことですが実はわたしも一つだけ、この商業空間で買い物をしたんです。
買ったのはこれ。

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中国のティーセット!

実は上海に来てからハマっている趣味がカンフー式(功夫)でお茶を入れることなんです。ここはティーセットが格安でよだれものだったよ・・・!

f:id:nanapupst:20180629231021j:plainこの箱はすべて50~100元以内の商品。普通に買ったら300元以上は余裕でします。これ以外にもまだまだあったよ。

このお店は一つからでも売ってくれるのでとってもお手頃です。私が選んだ上の写真の商品は220元と少し高いものなのですが造りがうまく工夫されているわりには安い。詳しくはカンフー式お茶と一緒にまた後日記事にします。

もしここに観光に来て中国のものをぜひ買って帰りたい!という私のような(?)物好きな方いらっしゃいましたら、「16000番」のお店に足を運んでみてね。2区にあります。これはお得ですよ!

1.世界最大の商業施設【義烏マーケット】驚きの規模

2.義烏國際商貿城で働く人々

3.義烏國際商貿城で仕入れる人々

4.義烏市ってどんなところ?