ドイツと中国の食文化比較


今日は気分を変えて食べ物の写真を。

 

☆まずはドイツの一般的な家庭料理の一部をのぞき見。

Griesauflaufとトマトソースをまぜたもの。日本語でなんていうのかわからないものはそのままドイツ語で。すみません、適当で。

f:id:nanapupst:20180410230012j:plain

 

シンプルで色合いが綺麗ですね。

f:id:nanapupst:20180410230053j:plain

おいしく食べるコツは、じゃがいもとゆでたまごに一切塩をふらないこと!どちらもそのままゆでるだけ!そしてRäucherlachs(味のついた鮭?ドイツに行ったらスーパーでこのままの名前で探してくださいませ)とサワークリーム。もーこの4つの組み合わせ、絶妙です!すんごいおいしかったよ!是非試してみてください。

 

フライドポテトの大きいバージョン?

f:id:nanapupst:20180410230204j:plain

形を変えたフライドポテトって感じです。色々な葉っぱをのせてオーブンで焼いてました。緑のはアボカドクリーム。わさびのような味がして、これもとってもマッチしていました。

 

Frikadelle。日本語でもフリカデッレで通じるのかな?

f:id:nanapupst:20180410230248j:plain

 小さいハンバーグみたいなものです。普通はお肉で作りますが、これはベジタリアンだよ。+じゃがいもとにんじんをゆでて潰したのもの。

特徴としては家庭料理でもけっこうシンプルなんですね。何品も作る・・・とかはなくて、あったとしてもサラダぐらい。そして味も、薄くて優しい味と表現したらいいんでしょうか。使う調味料の種類が非常に少ないのが特徴です。あと、それぞれの味を絶妙に組み合わせるのがとても上手だなぁとよく感じます。あと、お米が出てきたことが一度もないですね。炊飯器もないデス。

 

☆ドイツ:おうちで午後ティー

パフェじゃん!すごい!

f:id:nanapupst:20180410230412j:plain

 一番下は生クリームです。ドイツのアイスはいつも下が生クリーム、上にアイス。日本のはたしか逆だよね。生クリームが上のほうが綺麗に見えるからかな?生クリームってボリュームがあるし見栄えしますもんね。こっちの現地人いわく、下に生クリームのほうが冷たくなっておいしいんだそうです。確かに!合理主義がここにも出てる!

 

手作りチーズケーキとカプチーノ。西洋っぽいですね!

f:id:nanapupst:20180410230330j:plain

おいしすぎてやばい!!あと、おうちにカプチーノとエスプレッソの本格マシーンがあります。とってもおいしいカプチーノなんです。

 

おー!とっても丁寧に作ってる感じですね!

f:id:nanapupst:20180410232605j:plain

こんなんおうちで作れたらケーキ屋さんいらないじゃん。

 

☆ドイツ:外で食べたものの例

イタリア料理でしょうか。トッテリー二といいます。

f:id:nanapupst:20180410233124j:plain

チーズの味です。濃厚。これ好きな人多い。

 

ふつうのバーガー。

f:id:nanapupst:20180410233233j:plain

もちろんベジタリアンバーガーですよ。ポテト多すぎない?

 

パン屋さんで食べたチョコクロワッサン。

f:id:nanapupst:20180410233331j:plain

なんでこんなの撮ったかって?なかなか売ってないんですよ~コレ。

 

Knödel。日本語でもクネーデルというそうです。

f:id:nanapupst:20180410233443j:plain

ベジタリアン用だよ。すっごくおいしかったです!

 

私の感覚ではごく一般の、高級でもないレストランでもまぁ高いです!上記のならだいたい12~15ユーロぐらい。+ドリンクも頼まなくてはなりません。さらにチップも払うので1人20ユーロ弱ぐらい?お水が出てくる日本はほんとにサービスがいいと思います。てかドリンク出さなきゃ儲からないでしょ!?とも思うけど。食べ物の種類はアジアに比べたら圧倒的に少ないです。お肉を食べる人でもアジアから来たら少ないな~と感じると思う。
大学生なんて毎日冷凍ピザ食べてる人とかけっこういるし。とにかく食べれたらそれでええ精神なんでしょう。美食家なんていう言葉もドイツ語にはないしね。私もドイツにいたときはじゃがいもばっか食べてました。おかげでじゃがいも大好きになってしまいました。

―――――――――――――――――――――――――

さて、上海に来て一週間以内に

食べたもの。

じゃがいも・・・。

f:id:nanapupst:20180410235132j:plain

 え?ドイツ化してる?そうなんです・・・でもね!味付けが濃いよー!いったいどんだけ塩コショウふってんの!?+5種類の野菜か唐辛子かがのってるんです。ああ、でも、超おいしい・・・・。実は濃い味も大好き。

ラーメンとチャーハン。野菜の味付けがめっちゃおいしいんですけど・・。

f:id:nanapupst:20180410235354j:plain

 てかこれ、なんでアルミホイルに入ってんの?お椀を洗うのがめんどくさいのか?

久しぶりに食べた~!ビーフン!

f:id:nanapupst:20180410235549j:plain

 

重慶風のラーメンらしい。

f:id:nanapupst:20180410235640j:plain

うどんが透明なんですけど・・・。すごくない?初めて見ました!味は濃いです。

 

魚の鍋を食べてみた。

f:id:nanapupst:20180410235748j:plain

何魚かは謎ですが・・。すっぱくてとてもおいしかったです。

卵とピーマンの炒め物。

f:id:nanapupst:20180410235833j:plain

 容器がすごくかわいくて好きです。

上海の食べ物にとにかくびっくりなのは・・・。安いんです!安すぎるんです。なにもかも。上記のものはすべて10~15元ぐらいです。2ユーロもしないんです。日本円でいえば250円ぐらい?
あれだけビルが並び、地下鉄なんて日本と全く変わらない光景が広がってるのに、そこらじゅうでありえないほど安くで食べれる。不思議です。もちろん食べ物もピンキリですが中国で一番の経済都市でも、かなりの貧富の差があるんでしょうね。

こちらは一品26元だったかな。上記よりはちょっと高め。それでも安いです!

f:id:nanapupst:20180411222839j:plain

ちなみにこのレストランは、レジでオーダーをするものではなく、ちゃんとウェイターさんがオーダーを取りに来ました。お水ももってきてくれました。

☆☆☆☆☆

ドイツと比べ中国に来て難しいなと感じるのは、ベジタリアンやビーガンという食の多様性が全く浸透していないこと。「お肉が入ってない料理はどれ?」とあらかじめ聞いて、これは入ってないと言われたものを頼んでもなぜかお肉が入ってるんです。最初は間違えたのかなと思ったんだけど、なんと毎回どの場所でも同じ現象が起こるんです。

上記の写真にあるピーマンと卵の炒め物も、なぜか肉が入ってるでしょう。これだって、「この料理は肉入ってないよ、ピーマンと卵だよ」と言われたから頼んだんです。

おもっきり入ってるやんか!!!なんでウソつくん!?

しかしこれは嘘をついているわけではないんですね、きっと。きっと彼らは”肉を食べない人が存在する”ということが想像できないんです。今まで肉を食べない人に出会ったことがないんでしょう。彼らにとって、あの料理は卵とピーマンの炒め物という野菜料理なんですね。だから、肉が入ってない=肉が少ない、または”この店の料理の中で一番、肉が少ない料理”を出すんだと思うんです。もちろん嘘をついている感覚ではない。肉を食べない=肉の塊または肉メインの料理は食べないけど、小さく切ったものなら食べるのだろう、と解釈している可能性もある。彼らの想像できるベジタリアンという範囲がここまでなんだと思うのです。全く食べないという概念はないのでしょう。

こういう食文化を持つ中国の庶民料理で、肉を全く食べないというのは非常に難しいことです。本当はスープのだしになんらかの動物が入っているのも私の場合は完全アウトなのですが(鶏ガラスープとか豚の骨とかね)、中国の庶民料理にそこまでは求められない。スープは目をつぶって、目に見える肉は食べないという方針でいこうかと思っています。

中国の友だちにもアドバイスをもらいました。

「肉が入ってない料理はどれ?と聞くのではなく、肉がほんのちょっとも入ってない料理(一點點肉都不要)と言え」と教えてもらいました。そうかぁ!やっぱり私の言い方の問題だったんですね。次はそう言います!

 

こうやって並べてみるとあらためて、西洋と東洋の食文化ってホントに180度ちがいますね~。

 

Zusammenfassung: es geht um den Vergleich zwischen deutschen und chinesischen Esskulturen. ich finde, dass deutsches Essen leichtere und sanfte Geschmack hat und ziemlich Simple. Dagegen hat das chinesische Essen starke Geschmack und noch vielfältig.
Es gibt aber beim Chinesischen keine verschiedene Ernährungstypen z.B vegetarisch vegan usw.