上海で一番日本に近い場所:滴水湖
2018年7月。
上海南東のとんがったところに行ってきました。
東シナ海に面していて、中國と日本を海で結べる一番近い場所ではないかい?こっから船で一直線に鹿児島に向かったら何キロぐらいなんだろう。ほら見てみて。日本と近いでしょう?
上海って意外と緯度が低いよね。九州の下らへんと同じ緯度なんだよ。
ほんとに最先端の海を見てきたわけではないのですが、その海をちょっと内側へもってきてつくられた滴水湖という人口の湖に行ってきました(地下鉄16番線の終点、滴水湖駅)。2002年につくられたのだそう。
海から直接、つながっているため海水です。
まんまるな形がいかにも人口っぽいですね。しかしめっちゃ大きい。一周歩いて回るのは不可能だと思います。風がけっこう強く、湖の周りを歩くとお肌がベタベタになります。
あそこに見える建物はホテル。
近くまで行ってみると、ドームみたいな形をしたやたら豪華なホテルがなんこかあった。しかし人はほとんどいない。
なんのためにこんな辺鄙な場所にこんな豪華なホテルが作られたのか・・?謎。
駅から近い場所には屋台が並んでいます。食べ物か子供のおもちゃか金魚すくいのお店。
揚げ豆腐やさんがたくさんあったので一つ頼んでみたらすんごいおいしかったですよ!たっぷり入って10元。おすすめ!
その他、涼皮も食べました。辛かったけどおいしかったです。
滴水湖に来ることがあったらぜひ豆腐と涼皮をお勧めします。臭豆腐のお店もあったけど私は個人的に臭がついていない豆腐屋さんのほうが好みです。いくつも同じものを売ってる店があるのですが、どこで買ってもハズレはなさそう。
お店の人がフレンドリーでとても感じが良かったです。
子供の遊び場もけっこうあった。子連れ多いからね~上海。
2002年当時はもっと観光地化しようと工夫をしていたようで、文学クラブとか展示物があるロッジとかバーベキューできる場所とか色々つくったみたいです。今や人は少なくそういう建物は廃墟と化している。
中国の建物って基本的に、老朽化することやメンテナンスのことを全く考えずに完成した時点で放置なので、2002年以降につくられたはずの建物なのにめっちゃ古く見えたりした。このような現象はここに限らず上海のあちこちで見られます。
しかし人も少ないので、ぼんやり広い場所を散歩するにはいいんじゃないかい?犬を泳がせに来ているグループとかもいました。地元の人がゆっくりしにきてるイメージ。
私は来て良かったと思ったよ。
中国特有の”楽しむの禁止看板”は鬱陶しいほどに貼られてるけど。
節度を守って楽しみましょう!
上海には泳ぐの禁止の海水浴場もあります。