上海から台湾へ来たすぐの感想11こ。
2018年8月1日。5か月ほどいた中国を出て台湾に来ました。
中国から出た!台湾に来た!やっと自由!なんか開放されたぞ!
というすがすがしさで心躍りました。
別に中国で縛られてたわけじゃないんですが、中国は国民のことをとてもおこちゃま扱いしてるのが明らかだったので。「あれアカンこれアカン、こうしろああしろ」と細かい事柄まで常に上からコントロールされる感じがあり、少し居心地が悪かったのは事実です。
中国民>外国人だし。つまり外国人(と時々少数民族)は色々なシステムの中で更におこちゃま扱い。素晴らしいところもいっぱいありましたが。
台北の桃園国際空港に到着したときにまず感じたのは、空港スタッフやセキュリティが全然威張ってない!普通の格好をして機嫌よく仕事をしている。質問にも答えてくれる。普通なんだけどとてもホッとしました。
以下、移動一日目に感じた台湾の感想。(中国と比較)
1.タバコの受動喫煙をさせられることがとても少ない!
2.人がとにかく優しい!「ありがとう」や「すみません」をちゃんと言う!
3.バイクのスピードが速い!でも安全性は中国よりはるかにまし。
4.街の景観がとても自然である。中国はある場所は整えられすぎていてある場所はほったらかしというコントラストが非常に不自然だったので。
5.場所に対して人が全体的に少ない。駅がスカスカだったりする。
6.夜が静か。誰も踊ってないし歌ってない。LEDの光もとても少ない。中国はキラキラでにぎやかだった。
7.英語ができる人がとても多い!
8.情報量が多く正確。中国は色んな事柄を、例えば交通の遅延などがあったときなどに「なぜか」をはっきり教えない。
9.現金支払いが多く、バイクはエンジン。この2つは中国の大都市が圧倒的に先進的だった。
10.空気がきれい。遠くまではっきりと見える!←夏だけだと後々知った。
11.冷房が効きすぎている。外との温度差が激しくて大変です。
最初に目についたのはこんな感じかな。
あととてもとても便利というかこれこそ開放された!と思うのが自由にインターネットのサイトにアクセスできること!グーグルマップが使えるよー!・・ってそんなん使えてあたりまえやんという感じですが、中国ではホントにネットアクセスを厳しく制限されているので。苦労して制限をくぐってグーグルなどにアクセスをしても、とっても遅かったり何かと本当に不便でした。百度は性能が悪すぎるし。
でも台湾に来てなによりホッとしたのは、やっぱり人との会話ですね。
接客員はもちろん、国民のコミュニケーションの質が全然違います。同じ中国語でこうも使い方が違うのかと思うぐらい。私は中国人にも台湾人にも英語は一切使いません。現地語を使います。だから意思疎通の問題でストレスがたまるんじゃない。ただ会話の質が違うんです。
中国では店員などに何かを質問すると「こんなこともわからんの?」「なんで答えなきゃアカンの?」的な態度を露骨に出し、見下したように会話してくる人が非常に多い。それがあの国の”普通”なんです。言い方や態度、表情を変えて色々試みたりもしましたが同じ。そんな繊細さは通じない。声も大きいし顔も怖いし態度もでかいしとにかく攻撃的に感じる(少しずつ慣れはするけどやっぱり気分は良くない)。
その上一番困るのが、自分が分からなければ無視したり、適当に答えちゃう。わからんならわからんと言うてくれ。そんなとこでプライドを持たないでくれ。この人たちの気持ちはわかるんだけどね、たとえ私に正しく答えたところで給料が上がるわけでもないし、得をするわけでもないから。そういう国民性なのだ。
原因は中国は経済の急成長に伴いあまりにも突然豊かになってしまったことから、国民が先進国として伴うはずであるモラルや精神面の成長がついていけてない状態なんだろう。いびつなギャップが生まれています。
その元凶をたどると中国民に対し毛沢東の犯した罪はホント大きいですよね。なぜ今でもそんな人の顔を全ての紙幣に印刷してるのか。こんな事書けるのも中国を出たからです。えへへ。自由って素晴らしい。
今は誰かと会話をするたびに、自分がどんどん性格が悪くなっていく気がしたり(負けじと感じ悪く言い返したりするから)、「もー中国語しゃべりたくない」とか思ってたのが台湾に来てウソだったかのようにスーッと消えていく。癒されてます。
ちょっと今日は開放感もあり中国生活の愚痴になっちゃいましたが、ウソ書いてもしょうがないので正直に感じたことを記録ということで。
まだ中国旅行の記事が終わっていないので、台湾生活最初のほうはまだ中国で体験したことの残りの記事をコツコツと書いていきたいと思います。
今日の雲は本当にきれいだったな。一時間以上遅延したけど。