【入門】ドイツ語独学のはじめ方と手順


ドイツ語は、インド・ヨーロッパ族のゲルマン語派に属す言語です。同じ場所に属す言語に英語、オランダ語があります。

つまり英語、ドイツ語、オランダ語の間には、主に文法に一定の共通性があります。

ということは英語/オランダ語をある程度使いこなせる方とそうでない方では、ドイツ語の勉強法が変わってきます。

英語の解説でドイツ語を勉強するほうが間違いなくスムーズに理解できるし、単語の暗記も速い。さらに質の高い動画も無料でたくさん上がっています。

このドイツ語学習サイトでは(私がそうだったことから)主に英語の知識がない方でもドイツ語を独学、習得ができるように構成しています。

具体的には(日本の学校教育の英語授業のような)型にはめる言語学習ではなく、たくさんの実際に日常でよく使われている例文を使って感覚と論理の両方から理解し、全体像を作っていく。

また日本語の母語者が間違えやすい、そして理解しにくい部分には特にスポットをあてて解説しています。
正しくドイツ語をりかいするには日本語との比較は欠かせません。
しかし、いつも日本語⇒ドイツ語に直訳する癖をつけてしまうのは逆効果です。脳の中に日本語とドイツ語を完全に分けて置く、というイメージで学びましょう。

そして日本語を話さないドイツ語ネイティブの人たちとドイツ語でしっかりと会話ができることを目的に、またその一段階上のレベルのドイツ語習得を目指します。

またこのブログやYoutube動画では、例文の質にとてもこだわっています。どの例文もそのままドイツ人との会話に使ってもらって相手に違和感がないようなものを使っています。
日本語で書かれたドイツ語学習の本やサイトには、文法は正しいもののドイツ人が使わない表現の例文がそれはそれはたくさん見られます。旅行会話集のような本もひどいです。

そのため、このサイトの例文は日本人の書いたドイツ語例文は一切使わず、ドイツ人の日常会話やドイツ人がドイツ語で書いたドイツ語学習本、またドイツ人のためのドイツ語辞書(DUDEN)から例文をとってきています。

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まず、語学の勉強自体が初めてである、またドイツ語の知識をまだ全く持っていない人が最初から要領よく始めれる方法をお伝えします。

手順1

・日常的にあなたが最もよく使っている形容詞を日本語で10こ挙げてください。ふだん、あまり意識したことがないかと思います。なのでここで一度自分が普段使っている形容詞はなんだろうと考えてみましょう。(※日本語の形容詞は「い」で終わる単語が一般的。おいしい、きれい、すごい、あついなど、毎日使う単語だらけ!)

言語習得は、母語で日常的に使っている言葉を置き換えることから始まります。

・ポイントは形容詞です。なぜならそれだけで完結できる上に、(少なくとも最初は)変化形もいらず、感情表現としてしょっちゅう使えるから。語学学習の初級者にとってこれほど都合がよく、簡単なことはありません。

・形容詞を10こ出したらそれにあてはまるドイツ語をこの動画から探して抜き出しましょう。きっと最初の数十秒におおかたあるはずです。形容詞単語の一覧を見て探すのもいいです。

・抜き出したら発音を聴き、真似してみましょう。発音は変でもかまいません。アルファベット表記なのでほとんど読めるはずです。

・日本語でその形容詞を使うたびにドイツ語におきかえてつぶやきましょう。毎日毎日。

たとえば朝起きて「寒いなぁ~!」と感じたらすぐに「寒い」をドイツ語に置き換えましょう。(寒い、暑いなどの気候の表現は10こに入っているはず。)「ドイツ語難しい~!」なんて何度も言いたい言葉では?それなら、難しい⇒schwierigと置き換えて毎回叫びましょう。

形容詞はスモールトークのはじめや、日常的なコミュニケーションでとても有効的に使えます。10こ覚えたら次の10こ・・とどんどん増やしていきましょう。動画にある200の形容詞は、どれも日常的によく使われています。1つでも多くの単語を覚えて言えるだけでなく、言われて聴き取れるよう耳にも焼きつけましょう。

手順2

・ドイツ語の発音の基礎を学びます。この動画が一番わかりやすく、ネイティブの発音でおすすめです。

・発音を一通り学んだら、先ほどの形容詞の発音がさらに明白になるはずです。

・注意なのは、出来ない発音に最初から何度もこだわらないこと。極端にいえばはじめたばかりの人が「R」の発音にぶち当たり、その練習ばかりするという例。そしていくら練習してもできないから「ドイツ語難し~!これは無理や!」ってなっちゃう。できないのは当たり前だよ。完璧主義にならないことは語学学習の鉄則です。

「R」や特定の発音が変でもドイツ語は話せます。私の動画の発音(50秒あたりから)を聴いてみてください。毎回「R」の発音変わってたりするのが分かるはずです。

・しかし日本語の場合、「R=ら行」は一種類の発音しかないので、あなたが日本人なら「L」と「R」の発音を自分なりに使い分けるようには、この段階でしておきましょう。「a」と「ä」と「e」の使い分けなども同じです。

・ポイントは、発音の練習は初級のはじめに全部やるのではなく、段階を追って徐々に慣れていくことをお勧めします。中級になっても上級になっても、発音&イントネーションの練習は必要です。

手順3

・しかし少しは発音の練習に慣れておきましょう。その目的は、「完璧に発音できる」ためではなく「聴いて理解できる」ようになるためです。短い挨拶の動画を繰り返し聴くことをおすすめします。ここに出てくる例文はすべて覚えてもいいぐらい、よく使われます。ドイツ語のコミュニケーションの基礎の基礎。ドイツ語の挨拶のまとめ記事はこちら。

手順4

・ドイツ語の文法開始。このサイトの文法は、書いてあるとおりに真面目にやれば独学でもきっちり理解できる濃い内容です。ここの文法を網羅するには長い時間がかかりますが、全部やれば上級のその先に立った時、結果的に近道になります。

最初に習う文法の動画を見てみましょう。理解出来たらそれを繰り返し使いましょう。聞いた後に目でもう一度見る=記事を読むと理解度が深まります。

言語学習では常に、聴くこと(耳)と読むこと(目)をどちらも使って習得することを心がけましょう(インプット)。そのために文法解説の動画文法の記事を両方用意しています。どちらからもインプットしましょう。

また、文法の開始と同時にすこしずつ基本的な単語も覚えていきましょう。聞き流し動画は毎日の習慣、またすきま時間に大変便利です。

また受け身のインプット法だけでなく、アウトプットにも始めから慣れておきましょう。真似をして発音したり、学んだ文法や単語を使って自分で文を書いてみること(アウトプット)はとっても大事です。ちなみに文をまるまる書き写すのは時間と労力の無駄です。単語を少しでも変えたりして自分で文を作る努力をする事。

文法を始めた人におすすめのトレーニング本はこちら。覚えた文法を頭に定着させるために私が使った唯一の日本の練習本。


その他、早い段階で覚えるといいドイツ語。

ドイツ語の自己紹介ドイツ語文法1ドイツ語文法2を理解できたあたりで勉強することをお勧めします。少し難しいかもしれませんが次の文法に進んだ時に理解度が上がります。

数字はなるべく早い段階で覚えましょう。どこよりも詳しいドイツ語数字の動画があります。聞き流しできるので何度も聴きましょう。

・日常生活をドイツ語に置き換える、という練習が最初はとっても重要だといいましたが、「私の一日」について言えるようになるサイトと動画がこちら。まさに日常生活のつぶやきにお勧めです。

・単語は少しずつ覚えていかなければなりません。数千語を網羅する単語リストが用意されていますが、コツコツと時間がかかる大変な作業です。聞き流し動画を使って耳から入るのがおすすめ。

ドイツ語の文法や単語を型通りに学ぶのは大事ですが、なかなか実践に向かないことも多いです。ドイツ語の例文、またネイティブが使う生きた表現から、ドイツ語の全体像を少しずつ掴んでいきましょう。日本語からドイツ語への直訳がいかに役に立たないか思い知らされます。

ドイツ語学習用の記事すべて

・ドイツ語を真剣に学ぼうと努力している大人だけでなく、ドイツ語に興味を持つ子供たち、若い学生さんたちも自由に利用でき、また上達の助けになれるよう、すべて無料で公開しています。語学学習は若ければ若いほど間違いなく上達がはやい。

・ドイツ語学習を含めたブログ、動画解説はすべて私(ナナ、日本人)が一人で構成しています。ドイツ語の例文すべてにネイティブのチェックが入っています。動画のドイツ語発音はドイツ人ネイティブです。

・たくさんの日本の方々がこのサイトを活用し、ドイツ語を学び、人生選択肢の可能性が拡がるよう応援しています!

はじめたばかりの方へ、ドイツ語についての質問はこちらからどうぞ。一人で悩まずお気軽に質問してください。

ブログや動画ではインプットは高いレベルで提供できますが、一人ひとりのアウトプットを助けるには限界があります。
時間に限りがありますが、ネット上で個人ドイツ語レッスン(アウトプット練習)も提供しています。金銭的に余裕がある方、モチベーションが強い方はTwitterからご連絡を(1時間6千円です)。

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2019年10月現在、まだ上級までのドイツ語学習のための記事はそろっておらず、準備中です。

インプット(リスニングと文法、読解)の要素は、上級(C1)まで独学できるよう構成していきます。すべて整うまでもう少々お待ちくださいませ。

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最後に、言語と文化は深くつながっています。ドイツ語の習得とはドイツの文化を学ぶこととでもあります。

ドイツでの日常会話内容を切り取った記事ドイツの大学で起こった出来事など、いろいろなドイツ関係の記事を随時更新しています。