ビーガンレポートNo.2:西洋料理【ウィーン】
(2017年8月に旅行にいったときのことです)
オーストリアの首都ウィーンは規模が大きいです!ビーガン規模ももれなく大きい!
ビーガンの方またはビーガン食に挑戦しながら観光したい方へ、私の独断でおすすめコースを紹介しておきましょう。
ウィーンで定番のシェーンブルン宮殿には朝一OR行かないの2択をお勧めします。めっちゃ広くてすごい人だかりです。中へ入るには相当並ばなければならない感じ。人が増える前に行きましょう。せめてツアーの団体客が押し寄せる時間よりは抜け駆けしましょう!
宮殿に行ってきた人の大半は電車に乗って中心街に戻るはず。博物館とか教会とかショッピング街が混在しているところです。その途中、Karlsplatzの近くにこのビーガンレストランがあります。Veggiezz。
外観はこんな感じです。
中もとっても雰囲気がよくてきれいですよ。夜はバーになります。外の席もあります。私たちは外で気持ちよく食べましたよ。シェーンブルン宮殿に行って歩き回った後のお昼休憩にいかが?
メニュはこちらのページから。すごい豊富なメニュー!これ全部ビーガンだよ!!写真つきで詳しく説明が載っています。こりゃ人気がありそうなお店ですね。ちなみにウィーンに4店舗あるそうです。
https://veggiezz.at/wp-content/uploads/2018/01/Veggiezz-Winterkarte_Salzgries_01-2018_WEB.pdf
私はサンドイッチを選びましたよ~。卵は入ってないのに、すごいボリューム。どうやって作るのかは未知です。朝ごはんでもいいかも?・・・と思ったけど開くのは11時からだそうです。休日は12時から。
向かい側のサラダもボリュームたっぷり!上にのってるのは何かな~?お肉じゃないですよ。すごいおいしかったのが、その隣のさつまいものフライドポテトです。オレンジの。いいアイデアだよね!おいしくて自分のじゃないのに横取りしまくりました。
バーガーと普通のフライドポテトのメニューもあったよ。ポテトの切り方がおしゃれですね。
これは噂のビーガンチーズ!!味は普通のチーズそのものです。
是非是非メニューを見て食べたいものを厳選してね。
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Veggiezzでおいしい昼ごはんを食べてお腹いっぱいになったら、午後はウィーンの市街地で好きなことをして過ごしましょう!どこもVeggiezzからすぐ近くです。
有名な機械時計とか、聖ペーター教会とか、シュテファン大聖堂とか、モーツァルトの家などなど、盛りだくさん。そしてなんといってもウィーンは美術館や博物館が充実している!あまりに大規模なところばかりなので圧倒されます。キラキラお宝系のシシィ博物館や王宮宝物館などは子供や、政治歴史は興味がないけどネイルには興味がある女性、などが行っても楽しめるのではないでしょうか。市街地についてのサイトはたくさんあるのでそちらを見て参考に。
ちなみに私は楽器博物館を堪能しました。しかし博物館系は1日ではあまりの大きさに全部見切れないので、最初から行くところは決めておいた方がいいです。
さてさて、午後いっぱい市街地を歩き回って疲れました。お腹もすいてきたビーガン&ビーガン体験中の皆さん!夜はここがおすすめです!
けっこう穴場ですよ~。少し市街地から外れてしまいますが路面電車は山ほどあり、行きやすいです。
外見はこんな感じです~。なんとアジア系。働いているのもアジア系の方でした。
ここがまた、お値段以上のおいしいおいしい食事を提供してくれるんです。
メニューは手書き。メニューすべてがビーガンです。すごい数!!!!!
おもにカフェとして機能してるのかな?というぐらいの飲み物の豊富さですよね。3分の2は飲み物のようです。でも料理のボリュームも予想をはるかに超えてすごかったですよ!おなかいっぱいになる!
それではみてみましょう!
ウィーンといえば真っ先に出てくる名物料理はシュニッツェルでしょう?どう見てもお肉にしか見えないやつ。そのビーガンバージョンがあったんです。ここに。これにはビーガンの友達もど肝抜かれた、みたいな顔してました。
ビーガンシュニッツェルはウィーンでもここしか提供してないんじゃないでしょうか!上記のVeggiezzもここまで似てなかったし。すごくないですか!?これ、お肉じゃないんですよ!中は何だろう?すごくサクサクしていて、ミルフィーユみたいに何重にもなっていました。ホントにシュニッツェル食べたみたいな味でしたよ!
こちらはビーガンカルボナーラ。
えびがのってる。正確にいえばえびの形した”何か”ですよね。しかもしっぽまで似せてあるよ~!なんと繊細な作業なんでしょう。それに最近はビーガンたまごも少しずつ出回ってきているので、クリームソースはそれも混ぜて作ったのかなぁ?牛乳のかわりに豆乳をつかっているのは常識です。
こちらはクリーム(豆乳入り)パスタ。
実はこれを頼んだのは私なのですが、クリームパスタも文句なしにおいしかったんですけど、特に感動したのが右のスープ。このエビみたいなやつ。これがあまりにもエビの味にそっくりで、どうやって作ったのか店員さんに聞いちゃったぐらい。本当にそっくりだったんです。見た目もそっくり。カルボナーラのエビ食べた友達も、エビに味がそっくりだったといってました。
あまりに感動したので、後に家でも試してみたらこうなった。
↓
速攻でくずれました・・。やっぱプロはちがうんだな・・・。
しかし本当にバリエーション豊富だったこのお店。飲み物の種類はもちろん食べ物も!
本当はケーキもあって、食べたかったんだけどおなかいっぱいになってしまい食べれませんでした。今度ウィーンに来る機会があったらゼッタイにまた来ます!料理だけじゃなく、飲みたいものもたくさんあったので。
おいしい料理を本当にありがとうございました。Be a hero, be vegan!
強く出たスローガンだなと思うけど、気持ちわかります・・・。このお店の思いなんでしょうね。素晴らしいと思います。
最後に。
このお店でお腹いっぱい食べてパワーを回復し、気分をよくした私たちは、夜にもうひとつの観光地フンダートワッサーハウスを見に行きましたよ。夏は21時ぐらいまで明るいので、夜でも観光しやすいです!
建築家であり芸術家でもあるフンダートワッサーは自然を愛し、建築でも自然への回帰を訴え、”自然に唯一存在しないものは、直線である”と唱えています。共感する人は見に行く価値ありますよ。私は彼の他の建築作品もまた見に行こうと思っています。
ビーガン食を軸とした、ウィーン盛りだくさんレポートでした!
ビーガンレポートNo.3:ファーストフードと庶民料理【ブラティスラヴァ】