中国・義烏市ってどんなところ？
シリーズの最後は世界的な日用品取引の街、浙江省義烏市を訪れた感想です。
・交通
公共交通機関はバスのみ。地下鉄も路面電車もない。バス料金は一回１，５～２元。
バイク乗りがとても少ない。デリバリーサービスのバイクはちらほら見かける。車が圧倒的に多い。しかもほとんどがBMW、ベンツ、アウディ、本田、豊田、ヒュンダイなどの外国車。中国車のほうが圧倒的に少ない。お金持ちが多いんだねぇ。タクシーはヒュンダイ。（上海のタクシーはVW）
車のマナーは恐ろしく悪い。すきまのない陣取り合戦状態。救急車が通ってもよく聞こえないのではないかと思うほどのクラクションの音と量。高級な外国車乗りながらそないな危険運転ができる中国人をむしろ尊敬。
ちなみに義烏駅から義烏國際商貿城への行き方はバスが一般的です。
８０１か８０２のバス停から直接行けますよ（３０分ぐらいかかります）。チケットは乗る際に直接現金で買えます（１，５元）
・食事
アラビア文字やインド文字などで書かれたレストランも目立つ。看板とともにしっかり「HALAL」を強調しているところも多い。多国籍料理系レストランの一つで私は夕食に中華料理を注文したにも関わらずフォークとナイフが出てきて驚いた。
ごはん（３元）山盛りすぎやろ。
果物が最高においしい。種類もたくさんあり、好きな果物を選ぶとその場で切ってくれる。何回も食べた。ちなみに紫っぽいのはドラゴンフルーツ（火龍果）の赤バージョンだよ！
個人的にはマンゴーがとっても甘くて激うまでした。
義烏國際商貿城一区の入り口にあったとこ。日本と日本料理店以外の場所で枝豆初めてみた！
・天気
行った日はけっこう雨が降っていた。湿度１００％でとても蒸し暑かった。道路ががたがたで水たまりがあちこちにできていた。靴を濡らさずに歩くのはほんのちょっとの距離でも無理かもしれない。踏みどころが悪いと時々がたがたのタイルがぼこんと跳ねあがって水たまりの中に足を突っ込むことになる。要注意。高いビルは上のほうがくぐもっていて見えなかった。
・人
上海の人に比べて優しい！！！！！といっても義烏ではお店の人たちとしか会話していませんが、みんなとても穏やかでした。話し方も柔らかく、笑顔で返してくれたりする。聴き取りにくかった時に「ん？」と穏やかに聴き返してくれるのが嬉しかったな。上海では大概「ア！？」と大きい声で言われるか、一瞬凝視されたあとに無視されるから。都会と田舎の人情の違いを中国でも少し肌で感じたのでした。
あと、上海では「お肉を食べない」という主張をちゃんと理解してくれないのが普通だが、義烏の人は外国人慣れしているのか完璧に理解してくれる。「これお肉入ってないよ」というものは本当に入っていないので安心して注文できました。
・ホテル
と、トイレがガラス張り・・・・・！って中国ではけっこう一般的なのだよ。
いちおう用を足すときに隠すことはできる。
が、外からしか開け閉めできないという使えなさ。どうなんそれ！
中国人はお金に非常に敏感なので、ホテルの備品にはすべて無料か有料かはっきりと書いてある。そしてすべての備品に無料と有料の２種類がおいてある。
無料のバスタオルと有料のバスタオル。私的には無料で十分。
左が無料、右が有料。お水やお茶まで有料がある
こちらも左が無料、右が有料。コンドームまで２種類おいてある。なんなの。
いっとくけどラブホちゃいますよ、普通のホテルです。
ちなみにホテルの名前は怡嘉印象酒店（EJON IMPRESSION HOTEL）朝食込みで一部屋２３０元ぐらいでした。シャワーも良かったし清潔だしこの値段にしてはとっても満足です！（トイレは見え見えですがね！）
しかし何かと放置しがちな中国の国民性・・・。
義烏駅で上海行きの出発待ち合い室です。なんか薄暗いなと思ったらいったい電球なんこ切れたままなのでしょう。
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