【入門】ドイツ語を始めたばかりの人におすすめの文法練習本2冊
私が実際にドイツ語を始めたばかりの時に練習に使って役に立った本です。
初めてドイツ語を勉強する初級の方にお勧めです。
私は2011年にドイツ語に初めて触れました。
最初は、日本でドイツ語を独学でちらほら勉強し始めました。周りにドイツ人がおらず会話の練習はできないので、一人で簡単な単語と簡単な文法を覚えることからはじめました。
初級ドイツ語の文法は規則を覚えることに集中するため、理解するのは容易です。難しいのは実践で正しく使うこと。
どういうことかというと、ドイツ語文法には品詞(動詞・名詞・形容詞・代名詞など)の変化だけでなく時制(現在・過去・未来)など、例外をたっぷり含むさまざまな変化形を覚える必要があります。
だからドイツ語は、何度も何度も書いて考えて間違えて、いくつもの文に触れて徐々に慣れていくことが大事なのです。
この本は、そこに焦点を当てて、大量の例文とともに練習できるよう構成してあるからおすすめです⇓。私は当時、この本を2度買ってやりました。(1冊は日本でやりきり、もう1冊はドイツに持って行った)
CD BOOK しっかり身につくドイツ語トレーニングブック (CD BOOK―Basic Language Learning Series)
ドイツ語の変化形は慣れ。この本ほどそれを実践されている本はありません。これは大量の日本語の文をひたすらドイツ語に訳す練習をする文法の本です。このように中に直接書き込めるようになっています。書き込まなければ何度でもできて2度買う必要はなかったですね。
文法おもに変化形に慣れることに特化した練習本なので、初めて出てくる単語や少し難易度の高い単語は日本語訳がすでに書かれており、単語を調べる時間も省略できます。
この本の目的は単語を覚えることではないので、より効率的に文法練習に時間を取ることができて理にかなっています。
さらにこの本の練習法は、日本の中学校や高校で文法中心の英語教育を受けた日本人に向いている、またはとっつきやすいものではないかと個人的には感じます。
なぜなら、ひたすら文を訳して書くという機械的な作業だから。思考よりも慣れが優先される練習方法です。
が、ドイツ語の文法に関して言えばひたすら慣れる練習方法は理にかなっており、間違える⇒修正する を繰り返していると、いつか、考えなくても変化形が出てくるようになります。
もちろん、日本語⇒ドイツ語にいつも変換することはあまり良い事ではありません。しかし始めたばかりでまだ慣れていないドイツ語学習者には母語から理解することはどうしても必要です。
基本単語も文法もネットや動画が充実しているため、無料で活用できるものはなるべく利用しましょう。
このサイトの文法や単語も、日本語母語者向けに豊富な解説や知識を提供しています。また英語を習得済みの人は、英語のドイツ語学習サイトを見るともっともっと豊富な情報が出てきます。
ドイツ語の文法を勉強して頭で理解したあとに、練習用として本で問題を解くというのはとても有意義な方法です。
この本はある意味、ドイツ語学習としては一番ラクなやり方を提供しています。なので始めたばかりの人にはやりやすいです。
なのでこの本さえやっていれば文法完璧だわ!
などということはありえません。
この本は日本語母語者用に作られたものなので、日本人が作っています。ネイティブが作っているのではないため、ドイツ人が作ったドイツ語教材に比べて例文などの質は決して高くありません。
ドイツ語の教材のほうが間違いなく質がぐんと高く、実践的です。
少しドイツ語に慣れてきた方は早めにこちらの練習本に移りましょう。
更に実践的に細かく文法を理解し、練習することができます。
↑この本は私の個人レッスンでも宿題として多用しています。
レッスンではここを強化するべき、というところを見極め、ピンポイントで出しますので効率重視の方はぜひ一度お問い合わせください。
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