主文と主文つなぐ5つの接続詞(und, aber, oder, denn, sondern)【ドイツ語文法23】


Lukas kommt aus Deutschland und Yusuke kommt aus Japan.
(ルーカスはドイツからで、ゆうすけは日本からです。)

Er ist schon 80 Jahre alt, aber er ist noch sehr aktiv.
(彼はもう80歳だけれどまだとても元気だ。)

Wir fahren mit dem Bus oder mit dem Auto.
(私たちはバスか車で行きます。)

Wir fahren mit dem Auto, denn der Bus ist schon abgefahren.
(バスがもう出てしまったので、私たちは車で行きます。)

Ich will nicht mehr Geld, sondern mehr Freizeit.
(私はお金じゃなくて、もっと自由な時間がほしい。)

2つからなっている文をひとつにつなぐときに使う語(接続詞)とその使い方を勉強します。

これから学ぶ5つの語を用いたつなぎ方は、語順がそのまま(主文と主文)でこれらの接続詞を付け足すだけ、という一番簡単な文です。

この5種類の接続詞の特徴は、文の語順が影響を受けないこと。
動詞の定位置は2番目ですが、undやaberがその前にあっても1番目にはカウントされません。
ゼロ番の接続詞と覚えておきましょう。

✖ Es ist schon 10 Uhr, aber schläft sie noch.

〇 Es ist schon 10 Uhr, aber sie schläft noch.

(もう10時なのに彼女はまだ寝ている。)

※頭で理解するのは簡単なのですが、いざ会話となるとうっかり間違った語順で話してしまう人が意外と多いです。
気をつけましょう。

それではひとつずつ例文とともに細かいところを見ていきましょう。

 

1.und「~で、~と」

undは「~と」という意味で同じカテゴリーの単語を並べる時にもよく使われます。

Ich lerne Deutsch und Englisch.
(私はドイツ語英語を勉強しています。)

しかし2つの文を1つにするときにもよく使われます。

いくつか例文を見てみましょう。

例1)
文1:Ich esse einen Apfel.
(私はりんごを食べる)
文2:Mein Kind isst eine Banane.
(子供はバナナを食べる)

⇒Ich esse einen Apfel und mein Kind isst eine Banane.
(私はりんごを食べて、子供はバナナを食べる。)

※主語が異なる場合は、2つの文の間にundを足すだけ!
コンマ(,)もつけないこと。

 

例2)
文1:Sie geht gerne aus.
(彼女は好んで出かける。)
文2:Sie trifft sich gern mit ihren Freunden.
(彼女は友達と会うのが好きだ。)

⇒Sie geht gerne aus und trifft sich gern mit ihren Freunden.
(彼女は出かけるのが好きで、よく好んで友達と会っている。)

※主語が同じなので省略可能ですが、省略した語も語順にカウントされます

 

例3)
文1:Ich habe einen Auto gekauft.
(私は車を買いました。)
文2:Ich kaufe bald noch einen Kindersitz.
(私はもうすぐチャイルドシートも買います。)

⇒Ich habe einen Auto gekauft und kaufe bald noch einen Kindersitz.
(私は車を買いまし、もうすぐチャイルドシートも買うんです。)

※2つの文の時制が違う場合も動詞の省略はできません。

 

例4)

文1:Ich habe Deutsch gelernt.
文2:Ich habe auch Englisch gelernt.
文3:Ich habe noch Chinesisch gelernt.

⇒Ich habe Deutsch, Englisch und Chinesisch gelernt.
(私はドイツ語と英語と中国語を勉強しました。)

※同類の単語が3つ以上並ぶ場合、最後以外はコンマ(,)をつけます。
これはドイツ語の正式書法で決まっているため、必ずそうします。
(✖ Ich habe Deutsch und Englisch und Chinesisch gelernt.)

 

例5)zuerst, dann, und danach

文1:Wir besuchen unseren Freund.
文2:Wir essen zu Mittag.
文3:Wir zocken den ganzen Tag.

Zuerst besuchen wir unseren Freund dann essen wir zu Mittag, und danach zocken wir den ganzen Tag.
(最初に友達の家にいって、で昼ご飯を食べて、それから一日中ゲームをする。)

※「最初に~して、~して、~する」という3段階の時制があるときに使う決まり文句です。

 

2.oder「~か、~または」

選択肢があるときに使われる言葉ですね。
undと同じように同じ類の単語がならぶ場合は、間にoderをつけるだけで出来上がります。

Lernst du Deutsch oder Englisch?
(ドイツ語か英語どっち勉強するの?)
Fährst du heute oder morgen?
(今日行くの、それとも明日行くの?)

疑問文でもよく使われます。もちろん省略も可。

2つの文を1つにつなぐ例。

例1)
文1:Sie fliegt im Urlaub nach Taiwan.
(彼女は休暇に台湾に行く。)
文2:Sie bleibt zu Hause.
(彼女は家で過ごす。)

⇒Sie fliegt im Urlaub nach Taiwan, oder bleibt zu Hause.
(彼女は休暇に台湾に行く、家で過ごす。)

oder はよくentwederと一緒に使われます。
1文目にentweder, 2文目にoderをつけますが意味は全く同じ。

 

例2)

文1:Wir laufen.
(私たちは歩いて行きます。)
文2:Wir fahren mit dem Auto.
(私たちは車で行きます。)

⇒Wir laufen entweder, oder wir fahren mit dem Auto.
(私たちは歩くか、車で行きます。)
または
Entweder laufen wir, oder wir fahren mit den Auto.

※主文は動詞さえ2番目にいれば、他の単語は入れ替えることができます。
entwederも例外なく前においても後ろおいても可。
しかしentwederはoderと違い、語順に影響を与えるので“Entweder wir laufen, oder..”とは言えません。動詞が3番目になるから。

※entwederはoderなしでは文の中で使えませんが、oderは一つだけでも使えます。

 

3.aber「でも」

aberの前にはコンマ(,)をつけます。

例1)
文1:Der Mann hat lange gewartet.
(男性は長い間待っていた。)
文2:Der Frau ist nicht gekommen.
(女性は来なかった。)

⇒Der Mann hat lange gewartet, aber die Frau ist nicht gekommen.
(男性は長い間待ったけど、女性は来なかった。)

例2)
文1:Ich habe eine Schwester.
(私は妹が一人います。)
文2)Ich  habe keinen Bruder.
(私は弟がいません。)

⇒Ich habe eine Schwester, aber keinen Bruder.
(私には妹がいますが、弟はいません。)

※主語も動詞も省略可。

 

4.denn「だから」

副文のweilまたはdaと同じ意味の接続詞です。
ただ、dennは主文の前につきます。そして主語や動詞の省略はできません。

例1)
文1:Ich gehe heute nicht zur Arbeit.
(今日は仕事に行かない。)
文2:ich bin krank.

⇒Ich gehe heute nicht zur Arbeit, denn ich bin krank.
(今日は体調が悪いから仕事に行かない。)

 

※weilやdaのように文の最初に持ってくることはできない。
(✖ Denn ich krank bin, gehe ich nicht zur Arbeit.)

例2)

文1:Wir sind heute nicht ins Kino gegangen.
(私たちは今日、映画を観に行かなかった。)
文2:leider läuft kein guter Film.
(残念ながらいい映画がやっていない。)

⇒Wir sind heute nicht ins Kino gegangen, denn leider läuft kein guter Film.
(残念ながらいい映画がないので私たちは今日、映画館に行かなかった。)

 

5.sondern「~じゃなくて」

最初の主文に否定語(部分否定)が入ります。

例1)
文1:Silvia kommt nicht erst morgen.
(シルビアは明日になってから来るんじゃない。)
文2:Silvia kommt schon heute.
(シルビアは今日もう来る。)

⇒Silvia kommt nicht erst morgen, sondern schon heute.
(シルビアは明日になってからじゃなく、今日すでに来ることになってる。)

 

動詞が最後にあった場合、順番はどちらでも可。

例2)
文1:Ich will nicht in Tokyo wohnen.
(彼は東京に住みたくない。)
文2:Ich will in Hokkaido wohnen.
(彼は北海道に住みたい。)

⇒Ich will nicht in Tokyo wohnen, sondern in Hokkaido.
Ich will nicht in Tokyo, sondern in Hokkaido wohnen.
(彼は東京じゃなくて北海道に住みたい。)

 

副文と一緒に使ったらこんな感じになる。省略もできますよ。

例3)
Andy sagt,
文1)er legt sein Geld nicht auf dem Sparbuch an.
(彼はお金を貯金しない。)
文2)er kauft Aktien.
(彼は株を買う。)

⇒Andy sagt, dass er sein Geld nicht auf dem Sparbuch anlegt, sondern (dass er) Aktien kauft.
(アンディは、お金を貯金せず、株を買っていると言う。)

 

まとめ

・主文と主文の間に入る5つの接続詞は、語順に影響を与えない。

・und以外のaber, oder, dennは文と文の間にコンマ(,)が入る。

・denn以外は主語や動詞の省略が可。しかし語順はそのまま。

それでは練習問題をやってみましょう。回答は一番下にあります。

【初級】主文+主文の接続詞の練習問題 【und, aber, oder, denn, sondern】-Konnektoren-【ドイツ語文法】

動画で解説を聴く↓

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